前回に引き続き今回もピアノ教室特集です。
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巷には大手楽器店が運営しているピアノ教室から、先生が自宅でやっている個人教室まで大小様々なピアノ教室があります。
子供にピアノを習わせたいけど、どの教室がいいのか全くわからない。
大手楽器店の教室と個人教室はどう違うの?
今回は、そう思っている方向けにどんなピアノ教室いいのかわかりやすく解説していきたいと思います。
ちなみに、宣伝になってしまうので教室の実名の紹介は避けさせていただきます。
どんなピアノ教室がいいの?
結論から言ってしまうと
先生との相性と自宅から近いこと
この2つが全てです。
特に先生との相性は最重要と言ってもいいでしょう。
まず先生との相性ですが、小さいお子様に限って言えば先生との相性が悪いとせっかくのピアノが嫌いになってしまいますし、なかなか上達しないばかりか、レッスンの時間ピアノの前に座っている事も困難でしょう。
優しく、なんでも笑顔で答えてくれる先生がいいのか?
反対に厳しく指導してくれる先生がいいのか?
こればかりは個人差があるので一概になんとも言えません。
幸いなことに、大手個人教室関わらず、無料の体験レッスンや教室見学を行なっているので、行ける範囲で色々な教室に言ってみることをオススメします。
お友達が通っている先生が必ずしもご自身のお子様に合うかどうかはわかりませんので、出来るだけ沢山の先生を見ておくのがいいでしょう。
次に自宅からの距離ですが、ピアノのレッスンはある程度長く続けていくことを考えると通いやすさは重要です。
お子様が小さいうちは親御さんの送り迎えは必須でしょうが、ある程度大きくなると1人で通わせることも教育の一環としては視野に入れておきたいところ。送り迎えや、通わせる事を考えると自宅から近いことはとても重要になってきます。
まずはこの2点を中心にピアノ教室を選ぶといいと思います。
大手楽器店のピアノ教室と個人教室の違い
ピアノ教室というとまず「ヤマハ」や「カワイ」といった大手楽器店の教室が思い浮かぶと思います。
また、先生が自宅でやっている個人教室もイメージしやすいかと思います。
実はもう一つ、「ヤマハ」や「カワイ」といった大手楽器店ではなく、町の楽器屋さん等がやっている音楽教室もたくさんあります。これは大手と個人の中間のような教室ですが、この辺りも含めて解説していきたいと思います。
大手楽器店のピアノ教室
誰もが真っ先に思い浮かべる「ヤマハ」などのピアノ教室ですが実際はどういった様子なのか、簡単に解説していきます。
まず、一番の魅力は複数の子供と一緒に行うグループレッスンとオリジナル教材です。
グループレッスンは、同世代の子供と一緒に楽しく行うレッスンです。これは個人教室の規模ではなかなか難しいレッスン形態です。
とにかく楽しくピアノに触れ合うといった目的にはぴったりです。
ただ、複数の子供を同時に指導するため、一人一人に合わせたきめ細かい指導やレッスンについていけなくなった子に対するフォローアップはほとんどないのでその辺りは注意が必要です。
次に、オリジナル教材に関しては豊富な教室運営の経験から内容は非常に充実しており、レッスンの補助にとても役立つと思います。
他に大手のメリットは、どこの教室にいっても先生の指導力にばらつきが少ないことが言えます。
独自の試験を採用しており、合格した人しか先生として採用されないことの他、オリジナル教材の質の高さも合間って平均的なレッスンの質はどこの教室もほとんど同じです。
デメリットとしては、月謝や教材費、入会金、発表会参加費など全ての料金が個人教室に比べて高い事。
また、レッスンの曜日や時間帯は基本的に固定ですし、体調不良や用事でお休みした時の振替レッスンも基本的には行なっていません。
もう一つ、注意しなければいけないのが、ま小学校入学前の幼児の場合親の付き添いが必須です。
レッスン中に他の用事を済ませてしまおうと思っている方は注意が必要です。
個人のピアノ教室
先生が自宅などで行なっている教室です。
こちらは基本的に個別レッスンで、大手にはない一人一人に合わせたきめ細かい指導をしてくれます。単純にピアノの演奏技術を身に付けたい場合大手と比べるまでもなくこちらに軍配が上がります。
また、レッスンの曜日や時間帯も比較的融通が効くことが多く、振替レッスンも言えばやってくれることが多いです。
料金に関しても大手と比べれば比較的安いこともメリットでしょう。
さらに、親の付き添いが必須ではない場合もあるので、忙しい方には嬉しいんではないでしょうか。
デメリットとしては、全て先生によって違うということです。
上記のメリットもそうですし、指導力も先生によって結構差があるのも事実です。
なので、気になることは全て先生に確認することをオススメします。
その他のピアノ教室
大手じゃないけれど、町の楽器屋さんがやっていたり、先生個人ではなく会社が運営している音楽教室です。
一般的にあまり馴染みはないかもしれませんが、良くも悪くも大手と個人の中間といったところ。
ただこちらも個別レッスンが基本なので、グループレッスンを希望する場合注意が必要。
教室によって料金やシステムが随分違うので確認は必須です。
個人的に一番のメリットは、複数の先生がいるので先生との相性が悪ければ先生を変えてくれる場合があります。教室を探し直す手間も省けますし、入会金等の初期費用がかからないので一度教室に相談してみるのをオススメします。
まとめ
最後に今回の要点だけまとめさせていただくと
■大手楽器店のピアノ教室
メリット
・グループレッスンで楽しいレッスン
・質の高いオリジナル教材
・先生の質にばらつきが少なくどこにいっても均一なサービスが受けられる
デメリット
・料金がやや高い(教材費等総合的に割高)
・一人一人に合わせたフォローアップがない
・レッスンの曜日、時間に融通がきかない
・親の付き添いが必須
大手教室はどの教室に行っても質の高いレッスンを楽しく行なっているので入会して見て大きくがっかりすることは少ないと思います。
反面、レッスンの時間面では融通がきかないことと、ついていけない子へのフォローなどは行なってくれないのでその辺りは注意が必要です。
■個人のピアノ教室
メリット
・一人一人に合わせたきめ細かい指導
・レッスン時間や欠席に比較的融通がきく
・料金が安い
デメリット
・全て先生によるということ。
個人教室は良くも悪くも全て先生次第ということ。
ですから、お子様に合った先生を見極めることが重要です。
■その他の教室
メリット
・大手よりは一人一人に合わせたきめ細かい指導
・レッスン時間や欠席に大手より比較的融通がきくが個人教室ほどではない
・月謝は大手と変わらないが、教材費等がそんなにかからない場合が多いので総合的に安い。
・先生との相性が悪ければ先生を変えてくれる
デメリット
・良いところも悪いところも大手教室と個人教室の中間。
ここまで見てきてわかるように大手も個人もメリットデメリットあるので一概にどちらが優れているというわけではありません。
メリットデメリットを挙げさせていただきましたが、一番重要なのは大手、個人関わらず先生との相性です。
お子様に本当に合う先生に習うのが一番ですので、色々な教室を比べてみることをオススメします。
それでは、この記事がピアノを習わせたい親御さんに少しでも参考になればと思います。
ありがとうございました。