【MIXで使える】飛び道具系エフェクト

EFFECTS

今回はMIXで使える飛び道具系のエフェクトをご紹介します。
飛び道具ってなんぞや?ってことなんですけど、ナチュラルに加工するエフェクトではなく、思いっきり原音を捻じ曲げてしまうようなエフェクトのことです。
例えば、ケロケロボイスのようにあからさまに加工しました!って感じのものや、ラジオボイスのようにここぞというところで一発使ってみるような特徴的なエフェクト全般をここでは紹介していければと思います。
歌い手さんはこの記事を参考にMIX師に依頼してみるといいかもしれません。

ラジオボイス

冒頭でも少し出てきたラジオボイス。比較的メジャーな飛び道具系のエフェクトですが、実はラジオボイス専用のプラグインやエフェクターはありません。(多分…)
ラジオボイスはEQ(場合によってはディストーションを併用)で作ります。
一番簡単なやり方はEQで

  • 1kHz付近までHPFでカット
  • 3kHz付近までLPFでカット
  • 1KHz付近をブースト

これでラジオボイスの完成です!(細かい値は好みで変えてください)
これに加えてディストーション系のエフェクトを掛けると、さらに荒々しい感じになります!

モジュレーション系

ギタリストの方は馴染み深いと思いますが、通称「揺れモノ」とも呼ばれ、音が揺れているような効果を狙ったエフェクトです。
単純に左右に揺れているものや、周波数を時間軸とともに変化させて不安定さを演出するものなど、原理は様々なものがあります。
では、具体的な種類をみていきましょう。

コーラス

ハモリなどの、所謂コーラスではなく、特定の周波数を時間軸とともに変化させて広がりを作るエフェクトです。
ある種の不安定感がとてもきれいで、場合によっては薄っすらと1曲を通して使うこともあります。ボーカルにうっすらかけっぱなしにして、パンの広さでボーカルの音像を調節したりと飛び道具とはいえ汎用性が高いエフェクトです。

フランジャー

コーラスと原理的には似ている、というか同じエフェクトです。ですがその音はけっこう違いがあります。
難しい話は抜きにすると、ジェット機のような音?と言ったらなんとなくイメージしやすいかなーと思います。
コーラスよりも効果がはっきりわかりやすく、飛び道具的なサウンドです。

フェイザー

フェイザーは位相を変化させ・・・・・・・原理はともかく音がうねって(正確には音源が回って)聞こえるエフェクトです。
使い所が難しいですがハマると結構気持ちいいです。
個人的にはボカロ系の曲には結構合うと思うんですが、歌い手さんには不評なことが多いです。
確かに歌詞が聴き取りにくくなるので注意が必要かも。

トレモロ

音量が時間とともに変化するエフェクト。
この変化量が相当極端に設定できて、ぶつ切れ(スウィッチング)サウンドが簡単に作れます!
ここぞというときに使うとかっこよく仕上がります。

フィルター

指定の周波数を中心に、またはそれ以下、それ以上を強烈にカット&ブーストするエフェクト。
要はEQなんですが、この効き方が強烈だったり、ワウ・ペダルのように時間とともに変化するものだったりとかなりの変態エフェクトです。
使い所がかなり難しいです...

ディストーション

音を歪ませるエフェクトです。ギターエフェクターなんかだとよく聞く名前ですね。
ラジオボイスと狙っている効果が被る場合もありますが、ボーカルにこのエフェクトを使うのは派手に歪ませるよりもかなりうっすら、歪んでいるか歪んでいないかわからないくらいの効果を狙って使うことが多いです。
少し歪ませることによってボーカルがぐっと前に出て派手になります!
是非試してみてください。

まとめ

飛び道具系のエフェクトとしてまとめさせていただきましたが、意外と上品に聴かせられるものも多く、積極的に使っていけると思います。
DAWのプラグインの中によくわからないものがいっぱいあるとは思いますが、今回の記事が少しでも参考になって、そういったエフェクトを使う機会が増えればいいかなーと思います。

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