ピアノ教室は将来なんの約にも立たない習い事だと思っていませんか？
答えはNOです。ピアノを習うことは学校の勉強や運動、将来のためにも非常に意味のあることなんです。

まず子供、特に3歳頃〜6歳頃の間にピアノを習うことはとても大きな意味があります。
まず脳の発達に非常に大きな影響があると言われており、読解力や理解力が大幅に向上する、簡単に言えば「頭の回転が早くなる」のです。

まずピアノ演奏は両手から指先をバラバラに、しかも複雑に動かします。これは子供の脳の発達にとても良いとされており、考える力や理解する力を育てます。
また「楽譜を読む」という事は数学的な読解力を必要とする作業なので、ピアノを習っていた子は分数の計算などの理解が早い傾向にあるそうです。

さらに、ピアノの演奏は「聴く力」が鍛えられます。実は話を聴く力は訓練しないと中々身につかないもので、学校などで人の話をちゃんと聴き、そして理解する事の基礎訓練になります。

次に音楽に大切なリズム感。
実はリズム感は音楽だけでなく運動にも大きく関わっており、リズム感がない子はまず運動が苦手です。大縄跳びなどがいい例で、よく考えれば運動もすべてリズム感が大事です。
実際に大人の初心者方で楽器を習いに来ている方でも、何か運動をやっていた方などは上達も早いですが、運動をされてこなかった方は中々上達しにくい傾向にあります。

どうです？ピアノを習うことには、こんなにも沢山のメリットがあるんです。もちろんピアノを習ったからといって、直接学校の勉強が出来るようになるとか、運動神経が良くなったり、はたまた良い企業に就職できるなんてことはありません。
ですが、今後の学校や、社会で生きていくために必要な能力の基礎を育む事ができるのです。