「ファゴット」のリード作りを見学させて頂きました。 左:Fg講師.柄澤先生
右:生徒の廣田さん
先ずはビフォーアフターから
Before
After ※ちなみに今回は第一段階までだそうです。
ただの板切れがこんな形になるなんて・・・
では、簡単に工程を紹介します。
□原材料[su_divider top=”no” style=”dotted” divider_color=”#001e43″ size=”2″ margin=”10″]
リードの原材料は”葦(アシ)”という細い竹の様な材料を乾燥させ他物だそうです。
このパイプ状のものをカットした材料が一般的に市販されているそうです。
※原材料のパイプの常態で購入して製作、販売しているプレーヤーも多くいるそうです。
[su_spacer size=”40″] □製作 [su_divider top=”no” style=”dotted” divider_color=”#001e43″ size=”2″ margin=”0″]
実際の制作を見て思ったのが、とにかく材料を水に浸ける事! 材料が割れやすいため、演奏の時もそうですがとにかく水に浸けて乾燥を防ぐそうです。 なので製作の一番最初の手順は、材料を水に浸けて2、30分置くことです。
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・・・そして待つこと20分
こうなります! (あんまり変わってない・・・少しふやけたかも)
そしてここから形成作業。専用工具で二つ折りにして、ナイフ等でリードの形に切出していきます。
専用工具(そこそこお高いらしい・・・)
挟んで
削る!(楽しそう・・・)
削り具合はプレーヤーの好みが大分あるみたいで、人によってかなり違うそうです。
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そして仕上がり↓
ひとまずこんな形に削った物を今度は根本、楽器に差し込む部分を調整していきます。
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丸く加工するために切り込みを入れて
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ペンチでにぎにぎ
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ヤスリで微調整
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専用の丸い棒(適切な表現が思いつかずスイマセン・・・)を型にして形を整えていきます。
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その後こんな感じの細くて柔らかい針金みたいな物を巻きつけて固定します。
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グルグルと3か所ほど巻きつけていきます。
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ここで水に浸けてあった糸を巻きつけて固定していきます。(ここでも水に濡らして乾燥させないのがポイント!)
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ハイ、ひとまず第一段階終了! ここまで約20分。
この後は乾燥が必要なので今回はここまでとなりました。
第二段階は、根元に糸を巻きつけ、セメダインを塗り込んで完成だそうです。 それでは次回、第二段階をお楽しみに! ファゴットリード作り《後半》→]]>